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Claudeで議事録を作成|文字起こしから決定事項と宿題を抜き出す手順
この記事の要点
- Claudeで議事録を作るには、会議の文字起こしのファイルをアップロードし、決定事項・保留事項・宿題の出し方を指示文で決めて依頼します。
- 毎回同じ型で出すには、指示文をプロジェクトに保存しておくと、会議のたびに貼り直す手間がなくなります。
- 担当者や期限は発言にあるものだけを書かせ、完成後は文字起こしと照らして人が確認します。
会議のあとに議事録を書く作業は、思ったより時間がかかり、担当者によって書き方もばらつきます。文字起こしのテキストがあれば、Claudeに決定事項と宿題を抜き出させ、毎回同じ型の議事録にまとめられます。この記事では、担当者向けに、ファイルを渡して依頼するまでの具体的な操作と、そのまま使える指示文を紹介します。
Claudeでの議事録作成とは?できること
Claudeでの議事録作成とは、会議の文字起こしテキストをClaudeに読ませ、議題ごとの決定事項・保留事項・宿題(担当者と期限つき)に整理させる使い方です。会議の音声そのものではなく、文字になったテキストを渡す点がポイントです。
ファイルのアップロードは、チャットの入力欄の「+」から行います。公式ヘルプによると、PDF、DOCX、TXTなどの文書を1ファイル30MBまで、1つのチャットに20ファイルまで添付できます(公式ヘルプ:Uploading files to Claude)。
Claudeに任せられるのは、議題ごとの整理、宿題の表づくり、3行の要約、根拠となる発言の添付です。任せきりにせず、決定事項の最終確認は参加者が行います。
準備するもの
準備するもの | 内容 |
|---|---|
Claudeのプラン | 会社で使う場合は、管理機能のあるTeam以上を検討します。繰り返し使うならプロジェクトが便利です。 |
文字起こし | 会議ツールの文字起こし機能や、録音を文字にするサービスで作ったテキスト。話者名がついていると、宿題の担当を取り違えにくくなります。 |
会議の情報 | 会議名、日付、参加者、目的。指示文に書き足します。 |
議事録の型 | 自社で使う項目(議題、決定事項、保留事項、宿題など)。 |
渡してよいかの確認 | 社外秘や個人情報を含む会議かどうか。方針は機密情報を扱う線引きの記事で整理しています。 |
確認する人 | 議事録の内容を最終確認する参加者。 |
設定の手順
設定の手順は、文字起こしを用意する、ファイルを添付する、指示文で依頼する、原文と照らして確認する、の順です。初回は15分ほどで、2回目からは数分で終わります。
- 会議の文字起こしをテキストで用意し、TXTやDOCXのファイルとして保存します。
- 社外秘や個人情報が含まれていないか確認し、含まれる場合は社内のルールで渡してよいかを決めます。
- 繰り返し使う場合は、Claudeで「プロジェクト」を作り、議事録の型と指示文をプロジェクトの指示に保存します(プロジェクトの使い方)。単発なら新しいチャットを開きます。
- チャットの入力欄の左下にある「+」ボタンをクリックし、「Add files or photos」を選びます。
- 文字起こしのファイルを選んで「Open」をクリックします。ファイルをチャットにドラッグ&ドロップしても添付できます。
- 次の章の指示文を貼り付け、会議名・日付・参加者・目的を書き足して送信します。
- 出てきた議事録の決定事項と宿題を、文字起こしの該当箇所と照らして確認します。指示文で根拠の発言を添えさせておくと、探す手間が減ります。
- 直す点を会話で伝えます。たとえば「3番の担当者は発言にないので、未定に直してください」のように具体的に書きます。
- Word文書で受け取りたいときは、Settings の Capabilities で「Code execution and file creation」をオンにし、「.docxで出力してください」と依頼します(公式ヘルプ:Create and edit files with Claude)。
そのまま使える指示文の例
指示文は、目的・手順・守るルール・報告の4つに分けて書きます。次の例は、会議名や社名を入れていない一般的な形です。
【目的】
添付した会議の文字起こしから、参加者が見返せる議事録を作る。
【手順】
1. 文字起こし全体を読み、議題ごとに分ける。
2. 議題ごとに、決定事項、保留事項、宿題(内容・担当者・期限)を取り出す。
3. 宿題は表にまとめる。
4. 各項目に、根拠となる発言を20字程度で添える。
【守るルール】
- 発言にない決定、担当者、期限を作らない。分からない項目は「未定」と書く。
- 話者が分からない発言は「発言者不明」と書く。
- 数字と日付は、文字起こしのとおりに書く。
- 評価や推測は書かず、事実だけをまとめる。
- 文字起こしの聞き間違いが疑われる語は、直さずに最後の「要確認」に並べる。
【報告】
冒頭に3行の要約、次に議題別の整理、最後に宿題の表と要確認の一覧を、この順で出す。うまく動かすコツと注意点話者名つきの文字起こしを使うと、宿題の担当者を取り違えにくくなります。会議の終わりに、決まったことと宿題を口頭で読み上げて確認すると、文字起こしから拾いやすくなります。長い会議は、議題ごとに分けて渡すと、取りこぼしが減ります。固有名詞や専門用語の誤変換は、用語集をプロジェクトに入れておくと直しやすくなります。手順書として覚えさせたい場合は、スキルの作り方も参考になります。議事録は、必ず参加者が原文と照らして確認してから共有します。Claudeの整理には誤りが混じることがあります。人事や契約など機密性の高い会議は、渡してよいかを先に決め、迷うときは渡しません。導入チェックリスト□ 文字起こしのテキストを用意する方法を決めた□ 議事録の型(議題・決定事項・保留・宿題)を決めた□ 指示文をプロジェクトに保存した□ 渡してよい会議とそうでない会議を分けた□ 過去の会議1件で試し、原文と照らして確かめた□ 最終確認をする人を決めた株式会社木立の実践株式会社木立は、Claudeのスケジュールタスクで、朝のブリーフィング(メール・予定・チャットの要約)や、経営ダッシュボードの毎朝の更新、Webサイトのアクセスの日次レポートのSlack投稿などを毎日自動で動かしています。長い文章を決まった型に要約して届ける点は、議事録づくりと共通する考え方です。株式会社木立のAIコンサルティングは、ヒアリング1回でその直後から始められ、決まったマニュアルを使わず、進め方・使うAI・成果物をすべてお客様ごとにオリジナルで設計します。
よくある質問
Claudeは会議の音声から直接、議事録を作れますか?
この記事の手順は、文字になったテキストを渡す方法です。録音を文字にする作業は、会議ツールの文字起こし機能などで先に行い、できたテキストをClaudeに添付します。
議事録の書き方を毎回そろえるには、どうすればよいですか?
議事録の型と指示文を、Claudeのプロジェクトの指示に保存します。会議のたびに文字起こしを添付して送るだけで、同じ項目の議事録が出てきます。
担当者や期限を間違えて書かれることはありますか?
文字起こしに根拠がない担当者や期限を書かないよう、指示文で「未定と書く」と決めておくと防げます。それでも誤りが混じることがあるため、共有前に原文と照らして確認してください。
社外の人が参加した会議の文字起こしを渡してもよいですか?
渡してよいかは、社内のルールと参加者への事前の案内によって決まります。判断に迷うときは渡さずに、人が議事録を作る運用を選んでください。
まとめ
- Claudeでの議事録作成は、文字起こしのファイルを添付し、決定事項・保留事項・宿題の出し方を指示文で決めて依頼します。
- 指示文をプロジェクトに保存すると、毎回同じ型で作れます。
- 担当者と期限は発言にあるものだけを書かせ、共有の前に人が原文と照らして確認します。
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