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Claudeでコラム投稿を自動化する方法|予約から社内共有までの設定手順
この記事の要点
- Claudeのスケジュールタスクを使うと、WordPressのコラムの「在庫確認→記事作成→予約投稿→公開後の社内共有」までを毎日自動で回せます。
- 必要なのは、有料プランのClaude、WordPressとつなぐコネクタ、Slackなどの共有先、そして毎回同じ品質で書くための指示文の4つです。
- 成果を左右するのは指示文です。記事の型、書いてよい事実、重複を避けるルールを最初に文章で決めておくと、無人でも品質が安定します。
「コラムを毎日更新したいが、書く時間も、予約や共有の手間もかけられない」という悩みは、Claudeのスケジュールタスクで解消できます。この記事では、株式会社木立が自社サイトで実際に動かしている仕組みをもとに、WordPressのコラム投稿をClaudeで自動化する方法を、全体図と設定手順、そのまま使える指示文の例とあわせて解説します。
Claudeでコラム投稿を自動化すると何ができますか?
Claudeのスケジュールタスクを使うと、決まった時刻にClaudeが自動で起動し、記事の在庫確認から作成、予約投稿、公開後の共有までを人の操作なしで進められます。人が担うのは、最初の指示文づくりと、公開された記事の確認だけです。
仕組みの全体像は次のとおりです。
ポイントは、「書く」タスクと「確認して共有する」タスクを分けていることです。役割を分けると、それぞれの指示文が短くなり、問題が起きたときに原因を見つけやすくなります。
1日の動きはどうなりますか?
1日2本公開する場合、Claudeは朝に1回まとめて記事を補充し、公開の10分後に共有を行います。人は通知を見て、公開された記事を読むだけです。
記事は2週間先まで予約しておき、毎朝の補充で空いた枠を埋めていきます。在庫に余裕があるため、1日補充が止まっても公開は途切れません。
準備するものは何ですか?
準備するのは、Claudeのアカウント、WordPressとの接続、共有先、指示文の4つです。
| 準備するもの | 内容 |
|---|---|
| Claudeの有料プラン | スケジュールタスクは有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)で使えます。 |
| WordPressコネクタ | ClaudeからWordPressの記事一覧の取得や予約投稿ができるよう、コネクタで接続します。 |
| 共有先のコネクタ | Slackなど、公開を知らせたい先をコネクタで接続します。 |
| 指示文(プロンプト) | 記事の型、書いてよい事実、テーマの方向、確認の手順を文章にまとめます。 |
スケジュールタスクはクラウドで動くため、パソコンが閉じていても決まった時刻に実行されます。仕様の詳細はAnthropic社の公式ヘルプで確認できます。
設定の手順は?
設定は、コネクタの接続、指示文の作成、タスクの登録、試運転の4段階で進めます。
- コネクタを接続する:ClaudeのコネクタからWordPressとSlackを接続し、記事一覧の取得とメッセージ投稿ができることを確かめます。
- 指示文を作る:下の例を参考に、記事の型・事実のルール・手順・報告の形式を書きます。
- スケジュールタスクを登録する:Claudeの「スケジュール」からタスクを新規作成し、名前・指示文・実行頻度(毎日など)を設定します。Claudeに「このタスクを毎朝6時に実行するよう設定して」と頼んで作ることもできます。
- 試運転する:一度手動で実行し、予約された記事の内容と日時を人が確認します。問題がなければ、あとは毎日自動で動きます。
そのまま使える指示文の例は?
指示文は「目的」「手順」「記事の型」「守るルール」「報告の形式」の5つに分けて書くと、Claudeが迷わずに動けます。株式会社木立で使っている指示文を簡略化した例です。
【目的】 自社サイトのコラムに、毎日7:00と12:00の予約記事が途切れないよう、新しい記事を書いて予約投稿してください。無人の定期実行です。質問はせず、予約と確認まで実行してください。 【手順】 1. WordPressの予約済み記事を一覧で取得する 2. 今日から14日先までで、予約がない枠を早い順に最大4枠選ぶ 3. 既存記事のタイトルを確認し、狙う検索キーワードが重ならないテーマを選ぶ 4. 下の「記事の型」で書き、選んだ枠の日時で予約投稿する 5. 予約日時とカテゴリーが正しいか確認する 【記事の型】 冒頭に要点3つ → 見出し4〜5個(検索される問いの形)→ 自社の実践 → よくある質問4問 → まとめ → 問い合わせへの案内 【守るルール】 ・数字や事例、顧客名を作らない ・自社について書いてよいのは、下に書いた事実だけ ・「絶対」「必ず」などの誇張をしない 【報告】 予約した日時・タイトル・狙ったキーワードを1記事1行で報告する
特に大切なのは「書いてよい事実」を列挙することです。無人で動かす場合、確認していない数字や事例が入らないよう、書ける範囲を先に決めておくと安心して任せられます。
うまく動かすコツと注意点は?
安定して動かすコツは、1回の作業量を絞ること、役割ごとにタスクを分けること、結果を人が見る仕組みを残すことの3つです。
- 1回の作業量を絞る:1回で予約する本数に上限を決めると、途中で止まっても影響が小さくなります。
- 役割を分ける:「補充する」「公開を確認して共有する」を別のタスクにすると、指示文が短くなり、修正もしやすくなります。
- 結果を人が見る:公開された記事はSlackで共有されるため、社内の誰かが読んで気になる点を直せます。
- 認証情報を書かない:指示文や記事に、パスワードやAPIキーを書かないようにします。
株式会社木立の実践
株式会社木立では、この記事で紹介した仕組みで自社サイトのコラムを運用しています。毎朝Claudeが記事の在庫を確認して補充し、公開された記事は社内のSlackに自動で共有されます。同じスケジュールタスクの仕組みで、Webサイトのアクセスの日次レポート、経営の数字を毎日確認できるダッシュボードの更新なども動かしています。支援では、戦略立案から開発・運用・社内定着までを一社で担当し、Claude・OpenAI・Gemini・Azure AI・AWS Bedrock などから課題に合わせてAIを選びます。株式会社木立のAIコンサルティングは、ヒアリング1回でその直後から始められ、決まったマニュアルを使わず、進め方・使うAI・成果物をすべてお客様ごとにオリジナルで設計します。
よくある質問
Claudeのスケジュールタスクはパソコンを閉じていても動きますか?
クラウドで実行されるため、パソコンがスリープ中やアプリを閉じていても決まった時刻に動きます。ただし、パソコン内のファイルを使う処理は対象外なので、コネクタでつながるサービスとの連携で組み立てます。
AIが書いた記事をそのまま公開しても大丈夫ですか?
書いてよい事実を指示文で限定し、公開後に人が読む流れを残しておくことをおすすめします。気になる点が見つかったら、記事と指示文の両方を直すと、次の記事から品質が上がります。
WordPress以外のサイトでも自動化できますか?
Claudeとつなげられるコネクタや仕組みがあれば、同じ考え方で自動化できます。どこまで自動化するかは、サイトの仕組みや社内の確認体制に合わせて決めるのが現実的です。
記事のテーマが重複しないようにするにはどうすればよいですか?
毎回、公開済みと予約済みの記事タイトルを確認し、狙う検索キーワードが重ならないテーマを選ぶよう指示文に書きます。1回に複数本書く場合は、その中でも重ならないよう明記します。
まとめ
- Claudeのスケジュールタスクで、コラムの補充・予約投稿・公開後の共有までを毎日自動で回せます。
- 準備は、有料プランのClaude、WordPressと共有先のコネクタ、指示文の4つです。
- 品質を決めるのは指示文です。記事の型と書いてよい事実を先に決め、公開後に人が読む仕組みを残します。
自社の業務に合わせてClaudeの自動化を設計・導入したい場合は、株式会社木立のAIコンサルティングをご覧ください。ご相談はお問い合わせから受け付けています。