COLUMN / AI・DX
AI開発会社の選び方|発注前に確認する6項目と進め方
この記事の要点
- AI開発会社は、課題の整理から運用まで見るか、使うAIを選べるか、成果物と見積もりの内訳、小さく始められるか、などの6項目で比べます。
- 発注前に、目的、対象の業務、渡せるデータ、社内の窓口の4つを決めておくと、見積もりの比較がしやすくなります。
- 最初から大きく作らず、小さな開発で効果を確かめてから広げる進め方が安全です。
AIを使ったシステムを作りたいが、AI開発会社は何を見て選べばよいのか分からない。そんな経営者・管理職の方に向けて、発注前に確認する6項目と、開発の進め方をまとめます。相談先の比較は東京でAIコンサルを選ぶポイント、DXとAI導入の違いはDXとAI導入の違いもあわせてご覧ください。
AI開発会社の選び方とは?できること
AI開発会社の選び方とは、自社の課題に合う開発会社を、同じ項目で比べて決めるやり方のことです。実績の数だけではなく、課題の整理の仕方や、でき上がったあとの運用まで見て選びます。
比べる項目は、課題の整理から見るか、使うAIを課題に合わせて選べるか、成果物と見積もりの内訳、小さく始められるか、運用と定着、データの扱いの6つです。
準備するもの
準備するものは、目的と対象の業務、渡せるデータ、社内の窓口の4つです。完璧でなくても、発注先と一緒に整理できます。
準備するもの | 内容 |
|---|---|
目的 | 時間を減らしたい、数字を毎日見たい、問い合わせを増やしたい、など |
対象の業務 | 最初に任せる、繰り返しの多い業務を1つ |
渡せるデータ | 社外の開発会社に見せてよい資料と、見せられない資料の区別 |
社内の窓口 | 開発会社とやりとりし、完成後に見る人を1名 |
今の作業の手順 | 今のやり方を範囲で書いたメモ(手順書がなくても可) |
設定の手順
設定の手順は、発注前の整理から始めて、比較、小さな開発、運用の順に進めます。
- 目的を一文で書きます。例:「問い合わせ対応の時間を減らしたい」。
- 最初に任せる業務を1つに絞り、今のやり方を範囲でメモにします。
- 後述の6項目をチェック表にして、2〜3社に同じ資料を渡して相談します。
- 見積もりは、金額だけでなく、何が含まれるかの内訳を確認して比べます。
- 選んだ会社と、最初は小さな開発から始め、効果の確認方法を事前に決めます。
- 完成後は、運用・直し方を社内の窓口の人に教えてもらいます。
そのまま使える指示文の例
6項目のチェック表は、Claudeに手伝ってもらうと早く作れます。次の指示文を使ってください。
【目的】
AI開発会社2〜3社を同じ基準で比べるための、発注前チェック表と相談用メモを作る。
【手順】
1. 私が貼る「目的」「最初に任せたい業務」「今のやり方」のメモを読む。
2. 次の6項目で、開発会社に聞く質問を、1項目3つずつ作る:課題の整理、使うAIの選び方、成果物と見積もりの内訳、小さく始められるか、運用と定着、データの扱い。
3. 回答を書き込める比較表を作る。
【守るルール】
- 私が書いていない社内の事実や数字は足さない。
- 具体的な会社名・制品名の優劣は書かない。
- 顧客名・金額などの社内情報は、「自社の〇〇」と置き換える。
【報告】
発注前チェック表、開発会社への質問リスト、比較表の順で出す。
うまく動かすコツと注意点うまく動かすコツは、目的と対象の業務を先に決め、同じ資料で比べることです。発注前に確認する6項目は次のとおりです。
- 課題の整理:開発の前に、課題や業務の流れを一緒に整理してくれるか。
- 使うAI:特定のAIを前提にせず、課題に合わせて選べるか。
- 成果物と見積もり:何ができ上がるか、金額の内訳に何が含まれるか。
- 小さく始められるか:最初は1つの業務、短い期間で試せるプランがあるか。
- 運用と定着:完成後に直し方を教えてもらえるか、社内で回せる状態にしてくれるか。
- データの扱い:渡した資料の扱いと保管のルールが明確か。情報の区分は生成AIの情報漏えい対策で整理しています。
導入チェックリスト
- □ 目的を一文で書いた
- □ 最初に任せる業務を1つに絞った
- □ 渡せるデータと渡せないデータを分けた
- □ 社内の窓口を決めた
- □ 2〜3社に同じ資料で相談した
- □ 見積もりの内訳と成果物を確認した
- □ 効果を確かめる方法を事前に決めた
株式会社木立の実践
株式会社木立は、自社の沖縄のリゾートヴィラ企画・運営、不動産、マーケティングの事業で、AIによる業務自動化を実践しています。複数のOTAからの宿泊データの自動取得と市場分析、会計ソフトと連携した管理会計レポートの自動化、Webサイトの記事運用とSEOの自動化、経営の数字を毎日確認できるダッシュボードの運用などです。お客様への支援では、戦略立案から開発・運用・社内定着までを一社で担当し、Claude・OpenAI・Gemini・Azure AI・AWS Bedrockなどから課題に合わせて選びます。株式会社木立のAIコンサルティングは、ヒアリング1回でその直後から始められ、決まったマニュアルを使わず、進め方・使うAI・成果物をすべてお客様ごとにオリジナルで設計します。
よくある質問
AI開発会社は何社に相談すればよいですか。
2〜3社に、同じ目的と同じ資料で相談して比べると、見積もりの違いが分かりやすくなります。
見積もりで確認すべきことは何ですか。
金額だけでなく、何ができ上がるか(成果物)、期間、完成後の運用に何が含まれるかを確認してください。
株式会社木立のAI開発の料金の目安はどのくらいですか。
株式会社木立のAI開発の料金の目安は、DXプラン30万円(2〜4週間)、プロモーションプラン50万円(1〜2か月)、システム開発プラン100万円(2〜3か月)です。詳細はヒアリング後に見積もります。
開発したあとの運用も任せられますか。
株式会社木立は、戦略立案から開発・運用・社内定着までを一社で担当しています。どこまで任せるかは、発注前に確認してください。
まとめ
- AI開発会社は、課題の整理、使うAI、成果物と見積もり、小さく始められるか、運用、データの扱いの6項目で比べます。
- 同じ資料で2〜3社に相談して、見積もりの内訳を比べます。
- 小さな開発で効果を確かめてから広げます。
AI開発の相談は、株式会社木立のAI開発(業務に合わせた仕組みづくり)で承っています。そのほか、導入の設計と定着の伴走のAIコンサルティング、消費者の反応にもとづく改善のニューロマーケティングもあります。まずは無料の業務診断、またはお問い合わせからご相談ください。